生まれる前の期待が大きすぎたばっかりに
その反動で
ショックもひとしおだった
おねえちゃんのブッ細工なお顔。
そりゃかわいいんですよ。
自分の子ですから。
もう、こんなにかわいい子は
世の中にいないだろうなというくらい。
二人目の出産が近づいたときに、
2歳になったおねえちゃんに添い寝をしながら
「この子がこんなにかわいいのに、
果たしてこれから生まれる子をかわいがることができるんだろうか?」
って、本気で心配したくらいかわいかったんです。
でも、外見がねぇ、、、、
2歳になっても
生まれたときの顔そのまんま大きくなって、
髪の毛もホヨホヨのサトイモカット。(別名小坊主カット)
義理母がクリスマスに買ってくれた赤いベルベットのドレスを着せたときなんか
なんせほとんどハゲなもんだから、
かわいいというより、
こっけい。
幼児検診に行って
裸にすると、
周囲のお母さんたちから
まぁ、
いい色に焼けて、、、
どこにバカンスに行ったんですか?
と聞かれ、ぐーママ、
うつむき加減に小声で
地色です。
と答え、
キマヅイ雰囲気が立ち上がったことが何度も。
ええ、何度も。
一時は
女の子なのに
こんな不細工で
将来どうしようと、
かなり心配でした。
デモね、
不思議なことに
前記事のかわいい友人の子供(男の子)と一緒に散歩などしているときに
ドイツ人から

まぁ、かわいいわねぇ。
と言われるのは
決まってうちのおねえちゃんの方。
下手すると

これでこのかわいい子にボンボンでも買ってあげて、
と1マルク硬貨(当時)などもらっちゃったりして。
うちの子だけ。
それが一度や二度じゃなく、何度も。
結構な額を
稼ぎましたよ、この子。
みんな私のお財布にはいっちゃいましたけど。
イヤ、ホラ、
まだお金の価値なんてわかんない子に持たせて
落としてもなんだと思ったもんですから。
思うに、
知人のお目目パッチリキューピ-さんの子の顔立ちは、
日本人にとってはかわいく思えるけど、
ドイツではあったりまえの
平凡な顔。
翻っておねえちゃんのようなおしょうゆ顔は
ドイツではかえって、
エキゾチックな感じを与えるのかもしれません。
幸い、幼稚園にいくようになったころには
不細工度もかなり低くなり、
髪の毛もフサフサ。
今では多すぎるくらいたっぷりあって、
薄毛の多いドイツ人の友達にうらやましがられています。
小さめの鼻も、
彼女のドイツ人の友達に言わせると
いいわねー、私のなんか魔女みたいで、、、。
性格も明るくて、活発で、
親が言うのもナンですが、
結構モテるし。
今では昔のおさしんを見ながら、

あの頃あんた、ブッ細工でねぇ。

ホントだ、すごい顔だねぇ。
この頃のおさしん、みんな
処分しちゃおうかなぁ。
と、笑って話せるくらい
かわいい子になりましたよ。
あー、よかった。
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余談ですが
あんなにかわいかったキューピー顔の知人の子供、
今はイマイチというか、
かなりブスッぽくなっちゃったんです。
いうなれば、
丸々した子供ならかわいかった顔の各パーツが
大人の顔としては
違和感があるっていうか、、、。
ま、男でよかったってことで。
ヒヒヒ(←思わずこぼれる勝利の笑み)
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テーマ : バイリンガル - ジャンル : 育児
その上、白人のように真っ白な肌で、どう見てもハーフだったんですけど、、、純血日本人なんです。
当の友達は、もの凄い美人で彼女もハーフっぽいんですが、純血日本人。
世の中、不思議なことがありますよね~。
うちの次男は、生まれてから5歳くらいまで、女の子のように可愛かったんです。
でも、今は女の子を追いかけて歩いています・・・。
生まれたときの外見って、将来のこととはあまり関係がないと思いますよ。