多分、他の家とはちょっと違う過ごし方をします。
子供たちがまだ小さくて
クリストキント(イブにプレゼントを持ってきてくれるのはサンタクロースじゃなくて、このクリストキント)の存在を信じていたころは、
不信心なぐー家ではありますが、
年に一度だけ、
イブの夕方5時からのミサに出ていました。
なぜなら
ミサに出発するとき、
ぐーママが「戸締まり」と称して
一番最後に家を出るわけですが、
子供たちが外に出たのを見計らって、
地下室に隠してあったプレゼントをワラワラとクリスマスツリーの下に運び、
何食わぬ顔で鍵を閉め、ミサに出発。
約1時間の(退屈な)ミサから帰ってみると、
あらフシギ!
出かける前にはなかったプレゼントがツリーの下に置いてある!
やった!
ミサに行ってみんなが留守の間に
クリストキントがプレゼントを持ってきてくれたんだ!
という仕掛けになっていたのです。
だから、どうしてもミサに行かなくちゃなりませんでした。
でも、子供が大きくなり、
こんなトリックも必要としなくなってからは、
だんな君と子供たちは一応カトリックとはいえ、
不信心この上ない家族なもんですから、
ミサには一切行かなくなってしまいました。
いいのよ。
教会に行かなくたって神様がいなくなるわけじゃなし。
それよりなにより、キリスト様が唯一の神様だと思って一生懸命信心していたのに、
実際天国に行ってみたらアラーとか仏陀がほんとの神様だった、
なんてことになったら目も当てられないじゃないの。
(いえ、地獄行きの確立のほうが大きいんですけど。)
などと言っている罰当たりなぐーママ+その家族です。
でも、
プレゼントを開けるのに、
やっぱり何かワンクッションほしい。
一日ダラダラとテレビを観たり、ゲームをやっていて、
暗くなったからと言って、
朝からそこにおいてあるプレゼントをいきなり開けるのもナンだし。
第一、暗くなったと言っても、
いつプレゼントを開けるのか、
そのタイミングは誰が決めるのか、
などという厄介な問題も残っているし。
というわけで、ぐー家では、何年か前から
クリスマスイブには夕方5時のミサに出る代わりに、
松明をもって森の中を約一時間散歩することにしているのです。
いつもタルのお散歩をしている森ですが、
冬のこの時間、
松明の明かりが届かないところは真っ暗で、
なかなかムードがあります。
タルは、
夜のお散歩用の小さなライトを首輪にかけてもらって、
いつものようにノーリードでみんなの前後をチョコチョコ走り回ります。
チッコイとはいえ、さすがはわんこ!
真っ暗な中でも目が利くのでしょう。
みんなよりずーっと先の闇の中に走り込んで姿が見えなくなってしまうこともたびたびです。
そして、その闇の中に小さなライトの光をプルプル揺らしながら
また私たちのところにかけ戻ってきます。
もしも誰かが森の暗闇の中を行く五つの松明を見たら、
なんて思うんだろう?
でも、クリスマスイブのこの時間は
だーれも森になんかいないんです。
今日は例年と違って雪もなく、
気温もマイナス2度と
暖かいクリスマスイブの夜の森のお散歩となりました。
うふふ、ちょっとロマンチックでしょ。
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