

パパリンのお供をして、リンダーホーフ近くのお山を5時間ばかりワンダーフォーゲルしてきた、健脚のタルです。
その土曜日、
補習校から帰ってきた末っ子のところに電話がありました。
しばらく話した後、
ママ、今日の夜友達のところでパーティがあるんだって。行っていい?聞くと、隣町に住む友達(男の子)の友達(男の子)が自宅の庭にある小屋(といってもかなりい大きいらしい)でパーティをやるらしい。
うちの町は田舎だけど、一応ミュンヘン行きの電車の駅があります。
でも周囲の町というか村はもっと田舎で、バスも一日数本、週末はなしというところがほとんど。
ミュンヘンや、うちの町に遊びに出られない若い子達は、何かというと自宅や友達のところでパーティと称する集まりをするのです。
そんな田舎の子達の家の地下室は、たいていオーディオシステム、カラオケ、バー、中にはミラーボールを取り付けてあるところもあって、ちょっとしたディスコ並みのパーティルームになっているそうです。(おねえちゃん談)
ほかに誰が来るの?
ママが知っている子はタミーとリザン。
いつ始まって、いつ終わるの?
8時に始まって、終わるのはいつだかわかんない。
で、どうやってそこまで行って、いつどうやって帰ってくるつもり?
んーーーと、Sammeltaxiで行って、12時か1時頃Sammmeltaxiで帰ってくる、、、と思う。Sammmeltaxiというのは上記のようなバスが走らない地域、時間帯に限って走る乗り合いタクシーのこと。
一人2ユーロから3ユーロで、何人かの同じ方向に走る人たちと相乗りする、いわゆる田舎の人たちの足です。
だめ、それじゃ遅すぎ。それからSammmeltaxiはまだあんたには早いから、ママが送り迎えをしてあげる。
だから10時にはパーティ会場から出てきなさい。
えーっ、それじゃたったの2時間じゃない。ぜんぜんつまんないよ。
でもね、Jugendgesetz(少年条例とでも訳せばいいかな?)にちゃんと書いてあるの。16歳未満の子は親なしだったら10時までしかディスコとかにいられないって。
でも、これprivat(プライベート)のパーティだよー。
でも、それ以上遅くなったらママが眠くなって、お迎えに行けなくなるじゃない。
だからー、Sammeltaxiで帰ってくるって言ってんじゃないのー。
Sammeltaxiじゃ駅までしか来れないでしょ。その後、真っ暗いところを一人で歩いて帰ってくるわけ?
タミーも、リザンも駅から別の方向じゃない。
マァマー!お願いー!すったもんだの末、11時にお迎えに行くことでしぶしぶ妥協した末っ子。
おねえちゃんもおにいちゃんもこの手のプライベートパーティから始まって、
地元のディスコ、→ミュンヘンのディスコ、→ミュンヘンのバー、クラブと発展していったのでした。
特におねえちゃんの場合はやはり女の子だから、地元なら車での送り迎え、ミュンヘンだったら駅までの送り迎えをしたわけで、これが結構大変な仕事。
特定のボーイフレンドができてしまえば、彼氏が家の前まで送ってくれるので安心なんですが、それまでがね。
ミュンヘンのディスコなんていった日には帰りが終電というのが普通で、娘のことが心配なお母さんとしては眠気と戦いながら帰りを待っていたわけです。
夜9時にはベッドに入ってしまうだんな君なんかぜーんぜんあてにならないしね。
あーあ、とうとう末っ子もそういう年頃になってしまったのか。
これから、彼女にしっかりしたボーイフレンドができるまで、またママタクシーの営業が続くんだなぁ。
お疲れぐーママに
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