うちの子供たちは一応パーペキ(パーフェクトで完璧)なバイリンガルです。(→
過去記事)
その一人、我が家のニート、おにいちゃんが
上はパジャマ、下はトランクスといういでたちで(←なんつーかっこよ!)朝ゴハンを食べながら、ポツリとつぶやきました。

オレ、最近
ケアサじゃなくなってきた。
は?
ケアサ?
なにそれ?
ドイツ語?
不審な顔をしていると、
太ももとかすねをピタピタとたたきながら、こう付け足しました。

ほら、この辺、だんだん
毛が生えてきただろ。
あのさーーーーー、
確かに「深い」の反対は「浅い」だけどね、
「毛深い」の反対を
「ケアサイ」なんて言わないんだよーーーー!
このおにいちゃん、親が言うのもなんですが日本人としては結構
イケメン。
黙って座っているだけならかなりモテる部類だと思います。
いわゆるジャニ系ね。
ただしドイツじゃそれなりですけど。
中学2年の一時帰国で、実家の近くの中学校に体験入学したときには、
「勉強ができないのはハーフで日本語があまり得意じゃないから。」
というのを隠れ蓑にし、
まぁ、ハーフというもの珍しさもあったんでしょうが
一週間の通学期間中2枚3枚じゃきかないラブレターをもらってきたし、
女の子たちに
「一緒に写真を撮ってください。」とか、
「住所、教えてください。」とか頼まれ、
果ては3年の女子に
「年上じゃだめ?」
と迫られたりしたほど。
ただし、当時の彼は超がつくほどの硬派だったので、すべてのお願いや申し出を無視、というもったいないことをしていました。
そんなモテモテおにいちゃんの弱点、
それは、、、、「
ケアサイ」こと。
日本のジーちゃん似の彼はジーちゃん同様体毛が薄いんです。
18歳の今、
頭はフサフサなのに、胸毛はもちろんなし。
脚には一応ポヨポヨと申し訳程度に生えているけど、、細いし、金色だからほとんど見えない。
腕なんか女の子のようにスベスベ。
ひげも3日ぐらい剃らなくても大丈夫、ツルツル。
というくらいの「ケアサさ」
8年生ぐらいのときプールで、ドイツ人の友達の一人に
「H(お兄ちゃんの名前)、お前
毎朝体の毛、剃ってんのか?」ときかれ、
「今日本じゃ、男がエステサロンに行って、無駄毛を剃るのが
トレンドなんだ。
日本ではやったものは2~3年後にドイツでも流行るから、(←半分ぐらいホント)
いわば流行の先端を行ってるんだぜ。」
と、見栄を張ったらしい。
今でも時々「腕と脚、剃ってるの?」ときかれるそうです。
毛深い男はセクスィーなんだよ。
ほら、ジダンとか、ポルトガルのフィーゴとか
僕とか、、、
いや、だから、タルルンは毛深い男じゃなくてニューハーフだから。
ところで、おにいちゃん、日本のジーちゃんは40歳過ぎたあたりから頭の毛まで薄くなったんだよ。
君の将来は明るいね。(頭が)
おにいちゃんのツルツルほっぺをなでるのが大好きなぐーママです。
タルのモシャモシャをなでるのとはまた違った気持ち良さで、、、
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うち純血日本人の息子たちも“ケアサ”な方なんで、同じようなことをいわれているのかなぁ?
私の仲良しの女の子の彼氏のパッキー(パキスタン人)は、背中まで毛だらけだそうで、、、それでも人間として認知されなくなると困るということで、夏になると背中の毛を剃っているそうです。
やっぱり、男性も除毛がおしゃれの条件になるんでしょうかね。