こんにちわんこ。
ママリンにいつももてあそばれているタルです。

昨日からボクが頭にかぶっているのはねー
おもちゃのわんちゃんなのさっ!
タルルンはおもちゃのぬいぐるみの中の綿を全部出してしまわないときがすまない子。
このわんちゃんの
ハラワタも遠からず空っぽにされてしまう運命です。

当ブログは「国際恋愛・結婚」のランキングカテゴリーにもエントリーしています。
同じカテの中の方は皆さんお若くてそれはもうラブラブ全開

の方が多く、
ぐーママことpharyなどは

このカテにいてもいいの?
的存在なのですが、
何しろお顔の皮がカンナで削れるくらいのオバタリアン(←もしかして死語?今はもっとすごい言葉があったりして?)ですから
ズーズーしく居座っています。

国際結婚の
困っちゃう所は
言葉の問題、
生活習慣の違い
メンタリティの違い
などなどいろいろあるのですが
何よりも一番困るのが
実家との物理的な距離。
ぐーママがおドイツに来たころに比べれば
今はシベリア上空を通るおドイツ-日本の直行便があって
日本とヨーロッパの距離はグーンと縮んだようですが(←当時はアンカレッジ経由)
それでも飛行時間約11時間+空港までにかかる時間
を計算すると
例えば実家が地方都市にあるぐーママの場合、
今回はドアツードアで18時間ほどかかりました。
単なる一時帰国の場合は
まぁ、しょうがないなー、ですむのですが、
今回のような
緊急事態の場合や、
介護などで
継続的に親元を訪れなければならないとき
この物理的距離がすごくすごく障害になるんです。
時間的にもさることながら
経済的にも。
例えば今回日本から緊急事態の電話が来たのがドイツ時間の夜11時ごろ。
飛行機の手配をしたり、留守チウのことをいろいろ準備手配したりして機上の人になったのが翌日の午後。
新幹線を使って実家に着いたのが日本時間で
その又翌日の午後3時半頃でした。
幸い、うちの場合兄夫婦が同居しているので
ものすごく緊迫した!
ということはなかったのですが、
これが
一人暮らしの親だったらと思うとぞっとします。
また、今回は一時的な事故だったので
母の回復を待っておドイツに戻ってこられたのですが、
常時介護が必要になった場合、
これまたうちは兄夫婦にお願いできるのでぐーママの負担はかなり軽減されますが、
そうでない場合は、、、、。
ぐーママのお友達の何人かは
一人暮らし(あるいはそれに近い状況)の親御さんがいて
年に何回か帰国してそのお世話をしたり、
認知症だけれど施設には入れるくらいではない、
でも誰かが傍にいないと大変という程度の場合は
かなり長期に帰国して介護に当たっている方が結構います。
その場合、おドイツに残した家族のこともいろいろ問題になります。
ぐーママと同じくらいの年齢のお友達は子供たちももう大人になっているので単身帰国できますが、
子供が小さかった場合など、学校問題も含めてヘタすると
身動き取れなくなってしまう場合も。
何より、長期に家を空けざるをえないがために起こる
家庭悲劇もまれではありません。
事実、ぐーママのお友達2人は
離婚してしまいました。
奥さんの長期介護帰国中に
旦那さんにガールフレンドができてしまったという泣くに泣けないパターンです。
ぐーママの場合、
だんな君と一緒になっておドイツに来ようと思ったときに

あと20年、両親は元気でいてくれる。
という根拠のない期待を心の隅に持っていました。
でも、実際には15年後に父が寝たきりになり(←当時は母が介護していた)
数年の闘病中、小さかった末っ子とお兄ちゃんを連れて何回か介護の真似事みたいなことをしに行きましたが、
亡くなったときには死に目に会えなかったばかりか
お葬式にも間に合いませんでした。
だからね、
今、国際恋愛チウの方、国際結婚をして海外に住んでいらっしゃるお若い方、
親はいつまでも若くない。
親はいつまでも元気なわけではない。
いざというときには親の死に目に会えない可能性もある。
ということをよーく覚えていてくださいね。
けふはちょっと湿っぽい話題になってしまいました。
でも、大事なことです。
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テーマ : 国際結婚 - ジャンル : 結婚・家庭生活
グローバル化が進められている今、こういった状況から今後介護問題もさらに深刻になるんでしょうね。