かなり長い間だんな君の受けが悪かったのです。(→過去記事)
別に彼が悪い子だというわけではなかったんですが、
うちに遊びに来るたんびに
だんな君はいやな顔こそ見せなかったけど、
彼に対して愛想は決してよくありませんでした。
かれこれ付き合い始めて3年もたったある日、
モーリッツが初めてうちで夕食を共にすることになりました。
それまで何度もうちでお昼を食べていたけど、
だんな君と一緒の食事は初めて。
だんな君、複雑な表情をしていましたが、
面と向かって「いやだ」とはいえない小心者なので、
表面上はなんともない様に振舞っていましたが、
キンチョーしていることは手に取るように分かります。
普段如才のないモーリッツも
ガールフレンドの偏屈パパを前にしての食事ということで
キンチョー感ひしひし。
二人のの緊張が伝わったのか、
いつもおしゃべりな末っ子とおにいちゃんもあまり喋らない。
肝心のおねえちゃんまでが沈黙気味。
ちょっとちょっと、あなたががんばらなくてどーするのよ?
ぐーママだってそれまでのだんな君とモーリッツの微妙な関係は知っているし
ついでに苦手なドイツ語での会話なんで
口が重くなっちゃって、、、、。
はじめは学校のこととか、将来どういう方向に進みたいのかとか、
無難な会話を進めていたのですが、
話題が途切れると

あ、又紙の裏が写っている。
食卓は気詰まりな沈黙に包まれ、
カチャカチャという食器の音だけが静けさの中に響きます。
カチャカチャカチャカチャ、、、、
ヒィー、誰か何かしゃべってよーっ!
ようやく誰かが話題を見つけ
「このあいだね、、、、」
と話し始めると
みんなホッとした様にその話題に飛びつき、

さっきまでの沈黙がうそのような盛り上がり。
そうそう、楽しいお食事はこうでなくっちゃ、、、、
と、思うまもなく
その話題が終了。
すると又
カチャカチャカチャ、、、、

気詰まりな沈黙アゲイン。
ヒィィィー、誰でもいいから喋ってーッ!!!
緊張に耐えられなくなったように
誰かが
「あのね、、、、」
と話し始めると
一同ホッとして

またまた異常な盛り上がりーッ!
食事の間中ずーっと
気詰まりな沈黙→異常な盛り上がり
の繰り返し。
みんなが盛り上がるたびにボクはビクッてなってたんだよ。

とっても疲れた夕食でした。
ま、それ以降モーリッツがうちでゴハン食べるときには
すでに緊張の糸はユルユルになって普通の会話になったんですケド、
最初はひどかったなぁ。
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