男ってのはナンデスネ、見栄というか、意地というか、くだんないことで他人に負けたくないという気持ちがムクムクと持ち上がるんでしょうね。
クリスマスツリーを買ったときのだんな君がその状態でした。
私はね、以前にも書いたように、予算ってもんんがあったからそこそこのものを買おうと思ったのに、彼は売り場にいた同じくらいの年格好のご夫婦が選んだツリーを見て、それよりも大きくて枝がびっしり張っているものを選んだんですよ。
私は一目見て
「高すぎる!(高さも、ついでに値段も。)」と喝破したんです。
売り手のおじさんも「こんな大きいのが入る部屋なんですか?」ってきいたんです。
それなのに、だんな君は買ったんですよ。あれは絶対あのご夫婦を意識していたにちがいない。
それを帰ってからも、隣のテラスに立てかけてある(ドイツではツリーは24日に飾ります。)ツリーを見ながら「うちの方が立派だな。」とかなんとか、、。
で、24日、先ずツリーをツリー立てに立てようと思ったら、あんまり大きくて重いものだから、ツリー立ての幹を押さえる部分が
グニャッ!と曲がってしまいました。
それを何とか直そうとするだんな君。
私は古いツリー立てを地下室から引っ張り出してそれに立てようと言ったのに、、、。もう、意地になっちゃって。
一時間ぐらい奮闘した後、これはもう修復不可能を悟っただんな君、やっと古いツリー立てに目を向けました。
が、こちらの方も見事に
グニャ!パニクルだんな君。
お店は13時までしか開いていない。
慌てて新しいツリー立てを買いに走るだんな君。
で、買ってきましたよ。50ユーロの臨時出費。
「今年のツリーはまったく高いわねっ!」と怒る私。
しかも、やっとのことで立てたツリーを居間に運び入れたら、またまた案の定、高すぎて天井につかえるし。
再度テラスに運び出し、鋸でギコギコ先っぽ及び幹を合わせて50cmぐらい切り落としました。
一体何のためにあんなにでかいツリーを買ったんだか。
イブのごちそう(っていっても、だんな君の家は代々ジャガイモサラダと茹でソーセージと決まっているのですが、)を作る手を何度も休めて(休めさせられて)だんな君を手伝ったため、私はもうぐったりでしたよ。
たった一本のツリーを立てるのに5時間近くをかけただんな君、「今年のツリーは立派だなあ。」って、
立派じゃなかったら怒るよ私は。
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