さて、行ってきました、ミュンヘンはオリンピック公園の
Fan Fest会場。

お昼を食べて1時半頃末っ子と2人で出かけようとしたら、「今から電車で行ったんじゃ、いい席がとれないぞ。」とだんな君が車で送ってくれました。
2時15分会場に到着。
せっかくここまで来たんだから、一緒に観ればいいのに。
「こんな人込み、何が面白いんだ。涼しい家の中でゆっくりテレビで観てた方がいーんだ。」
って、ほんとに面白くない人だわ。
えーと、お姉ちゃんも友達と来ているはずなんだけど、、、
携帯で連絡、、、「ねぇ、どこにいるの?」
え?うちの町の湖のそばのパブリックビュー?
なんで今日に限って、そんなとこに行くのさ?
この裏切り者!
いいよ、末っ子、2人で楽しもう。
しかし、入場時のボディチェックと持ち物検査で早くも
トホホ事態発生。

ギンギンに冷やした1リットルの水のペットボトルが
持ち込み禁止。
えーっ、そんなの早く言ってよねー。
って、確かドリアンさんだか、ATSUさんだかがブログに書いていたっけ。
あー、うっかりしていた。
係りのおばちゃん曰く「もったいないから
ここで飲んじゃえば?」
ちょっとおばさん、後学のために1リットルを一度で飲んでみてくれる?。
無情にも口を切ってないミネラルウォーターは巨大ごみ箱行き。
あーあ、、、。
しかも、、、
巨大スクリーンの前はすでに満杯。
誰よー、日本-クロアチア戦はそんなに込まないって言ったのは?
しかも、ほとんどがブラジル色かオージー色の人たち。
「ねぇ、あんた達の試合は6時からでしょ、いまのうちだけ席譲ってくれてもいーんじゃない?」
とは、いくらオバタリアンのぐーママでもまさか言えない。
炎天下に3時間近くも立つのはいやだなー。
あ、あそこに座ろう。

この斜面、日陰だし、スクリーンもよく見える。
ラッキーラッキー。
沖縄に行ったときJAPの飛行機の中のビンゴゲームで当てたビーチシートをもってきてよかったわい。
でも、周囲はブラジル色、とオージー色。
さもなくばクロアチア色、、、。
日本人はどこよ?いないじゃないの。

持ってきた日の丸を遠慮がちに出してみるけど、
場違い感、濃厚。
周囲から浮いている。
ひしひしと
孤立感。末っ子なんか、しり込みしてるし。
「ねぇ、日本ガンバレーなんて言ったら、クロアチアの人にボコボコにされちゃうんじゃない?」
ううん、違う。
こうじゃなくて、他の見知らぬ日本の人たちと一緒に[ガンバレ日本!」って盛り上がるはずだったのにー。
おーい、日本の人、私達はここよー。この日の丸を見たらこっちに来てー!
パタパタ、、。
って、まるで遭難者が助けを求めているみたい。
入場者はどんどん増えていく。

どんどん、どんどん、、
でも、、、、
日本人、どこよー?
そんなこんなしているうちの試合が始まりました。

始まっちゃえばね、周囲なんか目に入りませんでしたよ。
てか、周囲は圧倒的に席取りしているブラジル色かオージー色でしょ。
スクリーンなんかついでに観る程度で、仲間とペチャクチャおしゃべりに夢中なの。
ビールやサンドイッチ買いに立ったり座ったり。
ちょっと、こっちが本気で観ている目の前にいきなり立って背伸びなんかしないでよね。
見えないじゃないの。
こうなったら周囲の目なんか気にしない。
私達だけで応援しなきゃという使命感も手伝って、
「そこだっ。走ってー。やったー。きゃぁー。あー、惜しい!!!」と大騒ぎ。
とくに
あのPKのときは、流石の周囲もスクリーンを見つめるなか、
末っ子と2人で「とってよー、とってよー。」
と、
念を送り、
川口がみごとにふせいだときには
「
ぎゃー、かわぐちー。」
と絶唱。
周囲のクロアチアの人たちのがっかりのうめきの中、
「か、わ、ぐ、ち。か、わ、ぐ、ち。やったー、やったー。」
のシュプレヒコール。
これってすっごく気持ちいい。
逆にクロアチアの人たちがワーと盛り上がり、私達が「あーっ、だめーっ!」と悲鳴を上げたり、ほんと、あっというまの90分でした。
しかし、たった一回のゴールが決まりませんでしたねぇ。
最後なんか、「一点でいいの。一点でいいの。」なんて念仏みたいに繰り返しちゃいましたよ。
でもサー、ミュンヘンじゅうの
日本人、一体どこに行っちゃってたんでしょうね。
さて、試合も終わったし、周りのオージーが
「イヤー日本惜しかったねー(あんた本気でそう思ってる?)
ところで次の試合も観るの?
え、もう帰る?
だったらそこの席、僕らに譲って。そしたらぼくのともだちもいっしょにすわれるから。(やっぱりそれが本音か。)」
と答える前から体乗り出してきてるし、
末っ子よ、帰ろう。
末っ子はFan Shopに入りたそうにしたけれど、長蛇の列を見てあきらめました。
周囲はもう
ブラジルサンバのリズムで完全にお祭り騒ぎ。

ちょっと耳が痛いよ。
こ、これはオージーの応援団かな?

ここにいたらどんな格好をしてもおかしくない雰囲気。だってお祭りだもの。

お兄さん、自分からわざわざポーズをとってくれてありがとう。

オウムの帽子が素敵よ。
あっ、ここにも三つ子ちゃん用のベビーカー。

これは二対一で向かい合っているタイプなのね。(→
過去記事)
でも、あまりの人込みで身動きできなくなってました。
音楽もうるさくて、赤ちゃんちょっとかわいそう。
私達が会場を出る頃には、あまりの人出の多さに、セキュリティー上問題アリということで、

入場を打ち切りにしていました。
会場をほんの数メートル離れれば、

こんなに静かな公園。
そして
最後のトホホ。
会場には「U1→」(地下鉄1番線はこっち)の表示。
あれ?確かU3の方が近いんじゃなかったかな?
あ、でも、U1の拡張工事してたから、きっとこの
近くに新しい駅ができたんだ。
と、私は解釈。
しますよね、こんな表示が会場にあったら、普通。
そこでその表示に従い、この公園の中を歩きました。
どこまでもどこまでも歩いて歩いて、、、
「ママ、喉が渇いた。」(あぁ、さっき入り口で捨てた水があったらなぁ。)
足が痛い、新しいサンダルなんか履いてくるんじゃなかった、、、、
って、なんで
50分も歩かなきゃたどり着けない地下鉄の駅を表示してるのよっ
やっと地下鉄の駅についたときは
暑いわ、喉は渇くわ、足は痛いわでもうぐったりでした。

でも、末っ子はドイツの試合のときにまた来たいんだって。
私も。
タルッとクリック
疲れが取れます。

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テーマ : ドイツ生活 - ジャンル : 海外情報
それにしても日本人はどこに?クールなんですかね(^^;)
でもそんな熱気あふれる会場で観戦できて羨まし~!!
楽しそうな様子がビシバシ伝わってきますよ(≧▽≦)
ウチのアパートなんて、騒いでたの我が家だけでした(汗)。
私も大型スクリーンでわいわい観戦したいなぁ♪
ドイツ戦はさらに盛り上がるんだろうな~。
最後は50分も歩かれたようで、お疲れ様でしたw
外国人の方ってどんどん歩いちゃうから、50分くらいの距離は苦にならないのかも?
長野オリンピックの時、駅からすっっっごい遠い会場なのに歩いて行く外国人の方すごい多かったです。